カリキュラム(Curriculum)
Requirements
前期課程(修士相当)
博士課程前期では、基幹科目として宇宙創成物理学概論(2単位)、専門基幹科目として宇宙・素粒子・原子核・天文・天体に関する基礎科目(選択6単位)、研修科目として連携先と協働のサマースクール・ウィンタースクールである宇宙創成物理学特別セミナー(必修2単位)、国際講義としてアカデミックコミュニケーション教育を実施する宇宙創成物理学特別講義(必修2単位)、連携校教員の元での研究である宇宙創成物理学国際研修(推奨3ヶ月、必修2単位)を要件とします。スケジュールが過密にならないように講義については先行履修を認めます。修士学位審査時には英語によるQE1を実施し、QE1合格がプログラム所属学生としての博士後期課程進学の条件となります。基幹科目
- 宇宙創成物理学概論(必修、2)
専門基幹科目
以下の物理学専攻又は天文学専攻開講科目を6単位以上修得すること。- 場の量子論特論(選択、2)
- 素粒子論特論(選択、2)
- 原子核理論特論(選択、2)
- 数理量子物理学特論(選択、2)
- 宇宙基礎物理学特論(選択、2)
- 原子核物理学特論(選択、2)
- 高エネルギー物理学特論(選択、2)
- ビーム物理学特論(選択、2)
- 電子線核物理学特論(選択、2)
- クォーク核物理学特論(選択、2)
- 加速器物理学特論(選択、1)
- 非加速器物理学特論(選択、2)
- 素粒子・原子核物理学特別講義I~X(選択、各1)
- 恒星物理学特論I、II(選択、各2)
- 星間物理学特論I、II(選択、各2)
- 理論天体物理学特論I、 II、III(選択、各2)
- 電波天文学特論I、II、III(選択、各2)
- 天体計測学特論I、II(選択、各2)
- 相対論的天体物理学特論I,II(選択、各2)
研修科目
連携先との協同スクール。- 宇宙創成物理学特別セミナー(必修、2)
国際講義
- 宇宙創成物理学特別講義(必修、2)
修士研修
修士研修で実施する連携校教員の元での研究に加えて、英語による博士基礎能力審査(QE1)に合格することで宇宙創成物理学国際研修の単位を認定する。- 宇宙創成物理学国際研修(必修、2)
- 修士研修(必修、16)
後期課程(博士相当)
博士課程後期では、国際講義として宇宙創成物理学特殊講義I, II(それぞれ必修2単位, 選択必修2単位)を開講します。これらの講義は前期課程の宇宙創成物理学特別講義と一連のセミナーであり、フロンティアコミュニケーション教育を実施します。また、宇宙創成物理学特殊講義Iには連携先と協同のスクールへの参加も含みます。
理論分野・実験分野それぞれの教育効果を最大限にするため,実験分野の学生は大規模実験の構築や将来の産業イノベーションにも貢献できる技術を身につける宇宙創成物理学高度実験(選択必修2単位)を履修し,理論分野では上記特殊講義IIを履修します。さらに,宇宙創成物理学特別国際研修として、連携校教員の元での研究(3ヶ月以上、必修2単位)を修了要件とします。
国際講義
連携先との協同スクールを含む。- 宇宙創成物理学特殊講義I(必修、2)
- 宇宙創成物理学特殊講義II(選択必修、2)※注1
高度実験
- 宇宙創成物理学高度実験(選択必修、2)※注1
博士研修
博士研修で実施する連携校教員の元での研究に加えて、連携校教員も参加する総合審査(QE2)に合格することで宇宙創成物理学特別国際研修の単位を認定する。- 宇宙創成物理学特別国際研修(必修、2)
- 博士研修(必修、16)
※注1 いずれかを選択すること。
※注2 博士後期課程から編入したもので、博士前期課程の宇宙創成物理学概論2単位、宇宙創成物理学特別講義2単位、専門基幹科目6単位の一部が未履修の場合は、これらの単位も修得することを修了要件とする。